明石家さんま 大竹しのぶとのバツイチ離婚会見
92年9月9日、2人の離婚会見が時間をずらして開かれた。
左の額に小さくバッテンを描いて会見に臨んださんまは「バツイチですわ。あとでカミさんはバツをふたつ付けて出てくると思います」と飛ばし気味。離婚については「すべてボクに原因がある。相手の仕事の量とかでお互いの気持ちにズレができてしもて」とコメントした。さらには「“オレゴンより愛”より、“目黒より愛”やろ」「子はカスガイの甘納豆にならなかったんですよ」とジョークを交えながら仕事を優先した大竹との子育てのズレについて語った。
一方、大竹は「1日が30時間もあれば、3度のゴハンも作れる」「女優と主婦の調整がつかなくなってしまったんです」と、ハンカチで涙をぬぐいながら会見を行った。
関係者によると、さんまの自虐ネタには創作もかなり含まれていたようだが、大竹は「あの人にも困ったものだわ。いったい何を考えてるのかしら。あの出っ歯!」と怒りを見せることもあったという。
もっとも、08年の「27時間テレビ」(フジテレビ)で2人は共演して話題になり、11年にラジオでも共演している。当時、関係修復のため2人は映画「ローズ家の戦争」を見に行ったという。離婚で殺し合いをするシーンをしゃべって2人で大爆笑。お互いホンネをぶつけ合うトークを繰り広げた。