山本直純 謹慎を強いられた無免許運転騒動
だが、警官は倒れながらもナンバーを控えていたため、まもなく山本音楽事務所の車と判明。出頭を命じられた山本は翌7日、三田署に姿を現した。山本は学生時代に仮免まで進んだ過去はあったが、免許は取得しておらず無免許のまま。本来なら即逮捕されてもおかしくない状況だった。
しかも、事件を伏せたまま8日の番組収録を行っていた。もっとも、10日に公務執行妨害、傷害、道路交通法違反の容疑で書類送検され、明らかになったため、同日午後3時から記者会見を開いた。
無免許運転についてはこう釈明した。運転していた妻が暑さで気分が悪くなり、「フルーツパーラーでお茶でも飲んでいかない」と言い出した。しかし、午後8時に打ち合わせを控えていたため断ったところ、ケンカになり、気分が悪化した妻の右手が動かなくなったという。このため、やむなく運転を代わったというのだ。
今後については、「しばらくの間は謹慎自重する」と活動停止宣言したが、警官の制止や、警官が倒れたことなどは気づかなかったとして公務執行妨害・傷害の容疑は否認した。