女優で見る秋映画…エロスなら安達祐実と市川由衣で決まり
映画界は夏の大作群が一段落し、これからしっとりした大人向きの映画が数多く公開される。そこで目立つのが、若手からベテランまで女優たちが活躍する作品群だ。
現在、大ヒットしているのが中沢けい原作の「海を感じる時」。主演は市川由衣だ。若い男女の微妙な感情を描く話の中で、惜しげもなく裸を披露している。細身ながら意外にふっくらした胸が魅力的。高校の部室で男子生徒に胸を触られ、スカートをまくられるシーンなどでは、中高年は若い頃を思い出してドキドキするのではないか。
裸といえば、安達祐実が吉原の遊女を演じた作品「花宵道中」(11月8日公開)も注目。「同情するなら金をくれ」の名ゼリフが懐かしい安達もすでに33歳。今回、何とオールヌードに挑んでいるというのだ。
安達は大林宣彦監督や黒沢清監督らの作品に出演するなど、もともと映画出演に貪欲なのは結構知られている。子役のイメージがいまだに強いが、これで「同情するなら」から完全に脱皮である。
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