沢尻エリカ保釈 ドタバタ“面前謝罪拒否”真相と裁判の行方

公開日: 更新日:

■起訴に胸をなで下ろした警視庁とNHK

 起訴された沢尻被告はこれからどうなるのか。自宅からはLSDの染み込んだ紙片も見つかっており、本人はいずれの所持も認めた上で、「数週間前に知人から預かったもの」と説明しているという。

「ただ、押収されたMDMAの粉末は微量ですし、尿鑑定の結果もシロ。さらに沢尻被告の弁護団に“若き無罪請負人”の異名を持つ辣腕弁護士も名を連ねていることから、『不起訴・無罪になるのでは』と指摘するメディアもありました。東京地検が沢尻被告を起訴したことで、彼女を逮捕した“組対5課”こと警視庁組織犯罪対策5課は、ひとまず胸をなで下ろしているはずです」(捜査関係者)

 問題は公判を維持できるかどうかだろう。沢尻被告が「自分は預かっただけ。中身をよく知らなかった」などと全面否認に転じる可能性もありそうだ。

「検察側はこれから沢尻被告が違法性を認識してMDMAなどの薬物を所持していたことを立証していくことになるでしょう。もし、沢尻被告側が否認に転じても有罪に持ち込めるだけの証拠と供述があるから検察は起訴に持ち込んだと考えられます」(刑事事件に詳しい弁護士の浦上俊一氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在