著者のコラム一覧
北川昌弘女性アイドル研究家

1988年の「NIPPONアイドル探偵団」(宝島社)出版を皮切りに、アイドルから若手女優まで、幅広く精通するアイドル研究の第一人者。研究データの収集・分析のため、精力的に芸能イベントで取材活動を続けている。

山之内すず 映画「人狼ゲーム」出演が決まった意外な理由

公開日: 更新日:

 それに対して本人も「もともと性格は“陰”」とのことでビックリです。確かに映画も「人狼ゲーム」が題材なので、出演者の明るい表情はほとんどなくて、いつもの山之内すず感はあまりないとは思ったのですが。

 舞台挨拶上では「撮影現場に行っても友だちができないのではと思った」けど、最初に監督の指導でみんなでやった「人狼ゲームがきっかけで、みんな優しく楽しい現場に」なり、特にヒロインの桃果チャンと仲良くなったと明るく語っていました。そんな訳で、山之内すずの意外な一面が知れるという意味でも本作は貴重かと。

 個人的には、久しぶりに出現したピンアイドルの可能性を持った逸材だとも思います。鈴木あみや松浦亜弥以降だと、きゃりーぱみゅぱみゅくらいしか成立していないのではと思われるレアケース(橋本環奈はユニットアイドル出身なので除外)。まっ、とにかく、時代の流れに取り残されるのが心配なあなたは、山之内すずチャンのTwitterを確認すれば、ほぼ今日の出演番組の告知がされているので、追いかけることは可能かと思われます。

 この年末年始の活躍も期待、レギュラー出演番組も続々決まってくると思っています。そして「若年層離れ」という今のテレビ界の危機を救う、まさに“救世主”になってもらえたら、ありがたい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係