千鳥がNetflix「トークサバイバー!」のMCに…バラエティー版“イカゲーム”の新たな可能性
一方、「トークサバイバー!」は、ダウンタウンの松本人志(58)プロデュース「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)に似たトーク形式で、芸人だけで総勢24人とケタ違いの大規模キャスティング。芸人たちはトークバトルのプレイヤーであり、ドラマのパートでは俳優と一緒に演技をこなす。アドリブだけに先の展開が読めないのは、佐久間氏が脚本・監督を手がけた「ゴッドタン」発の映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」シリーズ(13年と14年)と同じ。制作費ともども、スケールが格段に異なる。
エンタメライターの伊藤雅奈子氏がこう言う。
「ドラマパートの校内暴力シーンや車の爆破、ドローン撮影はネトフリらしく本格的で見応えがある。でも、芸人さんの肝といえるトークが日本語以外に翻訳・字幕になった場合、独特な節や言い回し、方言や造語がどこまで再現されるのかが不安です。トークで世界の壁を超えられたら、日本のバラエティー界に風穴を開けられそうですが」
Netflix×ドラマ×お笑いが打ち出す新たな可能性。視聴回数でもメガヒット韓国ドラマ「イカゲーム」を超えられるか。