芸能界にもビッグモーター顔負けのパワハラ体質 “ブラック事務所”ゴロゴロ、業界関係者が証言
■「もっと仕事取ってこんかい」の恫喝
「僕がかつていた事務所も本当にブラックで、写真集やグラビア撮影、テレビ出演など、ノルマがありました。それが達成できないと『もっと仕事取ってこんかい』と社長に恫喝され、なんとか取ってくると『こんなショボい仕事取ってくるんじゃねえ』とキレられ、キャンセルさせられるので、あちこちの出版社や制作会社とモメることになる。その上、バカだの、死ねだの面罵されます。僕以外にも何人もうつ病になって辞めていきましたよ」
同氏によれば、一部のグラビア系事務所や地下アイドル系事務所では今でもこうしたパワハラ体質は残っているという。
「タレントには、最初は先行投資と称して、ちゃんとした契約書も交わさずに月3万円しか渡さない。それで、『いいバイト紹介するよ』とラウンジとかで働かせるんです。でも社長は金のネックレスをつけて、ベンツとかに乗っている」(前出のマネジャー)
20代後半の元地下アイドルはこう話す。