風邪のとき、お風呂に入っていいのか

公開日: 更新日:

 もちろんダメでしょ、と思った方が多いのではないでしょうか? しかし、そうではないようです。

「問題ありません。というより、お風呂に入れる元気があれば入ったほうがいいのです」(池袋大谷クリニックの大谷義夫院長)

 かつて「お風呂に入っちゃダメ」と言われたのは、「家にお風呂がなかったからでは」とは大谷院長の弁。確かに銭湯に通っていた時代は、帰りに湯冷めして風邪が悪化することが多かったはず。

 しかし現代は各家庭に浴室があり、家も気密性が高く暖かいので、その心配はありません。脱衣所を暖かくし、入浴後に髪をよく乾かすのがポイント。そこに気をつければ、むしろ入浴したほうがいいのだとか。

「風邪のときは、髪の毛や体の表面にもウイルスが付着しています。それが口や鼻から体内に侵入しないように洗い流したほうがいい。また、汗を流してリフレッシュすれば、快眠を得られます」(大谷院長)

 回復のためには、十分な睡眠も欠かせません。


 とはいえ、高熱で起き上がるのもつらいときなどは、当然ながら入浴を避けるべき。入浴は意外と体力を使うものなので、ある程度元気のあるときがいいそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    明石家さんま100億円遺産「やらへん」でIMALU“親ガチャ”失敗も…「芸能界で一番まとも」と絶賛の嵐

  2. 2

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  3. 3

    大谷の性格、「俺は知ってるけど言えない…」水原元通訳の父親が投げかけた重大な問題・素朴な疑問

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    「もしもピアノが弾けたなら」作曲家・坂田晃一さんが明かす西田敏行さんの知られざる逸話

  1. 6

    山本由伸、佐々木朗希もゾッコン!ドジャース「生きた教材」サイ・ヤング賞左腕の指導力

  2. 7

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 8

    ジャパネットたかた創業者の高田明さんは社長退任から10年…「あと40年、117歳まで生きる」

  4. 9

    セクハラ・パワハラの生島ヒロシ降板で「スポンサー離れ」危機のTBSラジオが“敏腕営業マン”も失う

  5. 10

    大谷も仰天!佐々木朗希が電撃結婚!目撃されたモデル風美女に《マジか》《ビックリ》