アメリカで双子や三つ子の出産が減っている理由とは?
また一方で、多胎児の出産は早産などのリスクがあり、場合によっては発達障害の可能性も高まることがわかってきました。そこで複数の胚の移植を控える医師が増え、多胎児の出産も減ってきたというわけです。
CDCによれば、現在はアメリカの体外受精の8割で、単一の胚を移植しているとのことです。
ところで体外受精でなくても、双子を自然に妊娠する可能性は年齢とともに高くなります。つまり双子が増えたのは、女性の出産年齢の上昇にも関連しています。双子の出生率は減ってはいるものの、現在も1000件の出産のうち31件と、1980年代の1.5倍以上の高い水準をキープしています。
ちなみに双子を産んだ有名セレブとしては、ビヨンセ、ジェニファー・ロペス、アンジェリーナ・ジョリーなどが知られています。