著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

アメリカで双子や三つ子の出産が減っている理由とは?

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 また一方で、多胎児の出産は早産などのリスクがあり、場合によっては発達障害の可能性も高まることがわかってきました。そこで複数の胚の移植を控える医師が増え、多胎児の出産も減ってきたというわけです。
CDCによれば、現在はアメリカの体外受精の8割で、単一の胚を移植しているとのことです。

 ところで体外受精でなくても、双子を自然に妊娠する可能性は年齢とともに高くなります。つまり双子が増えたのは、女性の出産年齢の上昇にも関連しています。双子の出生率は減ってはいるものの、現在も1000件の出産のうち31件と、1980年代の1.5倍以上の高い水準をキープしています。

 ちなみに双子を産んだ有名セレブとしては、ビヨンセジェニファー・ロペス、アンジェリーナ・ジョリーなどが知られています。

【連載】ニューヨークからお届けします。

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