番外編<下>「たたり」研究者と「仕掛け学」研究者
鎌倉は怨霊から守るために設計した町

忍者学の研究者として知られる三重大人文学部・山田雄司教授(博士)はもともと、怨霊、たたりを研究していた。小学生の時に心霊写真を見て関心を持ったからだ。歴史上、天変地異の原因は霊にあると考えられていた。
「奈良時代から戦国時代までは、非業の死を遂げた人の霊魂が災害を起こした…
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