中原誠八段の先手5七銀は将棋史に残る天来の妙手だった
1972(昭和47)年の名人戦で、「棋界の若き太陽」と呼ばれていた挑戦者の中原誠八段(当時24)が大山康晴名人(当時49)を破り、最年少記録の新名人が誕生した。
名人を通算18期、連続13期も保持してきた大山の牙城がついに陥落。メディアは「巨星墜つ」と表現した。
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