青春に目覚めて将棋に身が入らなかった20歳の頃の私
1972(昭和47)年2月22日。私が四段に昇段して晴れて棋士になった記念日である。
現行の奨励会(棋士養成機関)の四段昇段制度は、半年ごとに行われる三段リーグで上位2人が四段に昇段できる(年間で計4人)。今期の人数は36人で、18倍もの「狭き門」である。
私の…
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