ブラザー工業 ミシンやプリンターの会社がなぜ「JOYSOUND」を開発?
「弊社は早くから海外に進出し、今では海外売上比率が80%を超えます。うち米州と欧州が約30%、アジアが約25%、国内は約15%となっています」(西さん)
世界的なグローバル企業といっていい。現在はプリンタービジネスが全体売り上げの約6割を占める主力事業。「ミシンのブラザー」だった時代は今や昔で、工業用ミシンなどの比率は1割ほどだ。
さて、1992年に3100曲の配信からスタートした「JOYSOUND」は、今や100倍の約30万曲以上。1日100曲歌っても8年以上かかる。ちなみに、2021年に最も歌われた曲は、優里の「ドライフラワー」だった。