混線しまくり! 謎の車線の深~い“意図”とは…フランスの小さな町の県道が話題に
道路の車線を示す白線がゴチャゴチャに混線している……どう走ればいいの??? 話題になっているのはフランス西部アンジェ郊外の小さな町ボネでの光景だ。
この白線はいたずらではなく、運転手を混乱させて、スピードを落とさせることを目的に自治体当局が描いたものだという。
ボネの人口はわずか約1700人だが、県道74号線と82号線が交差しているため、1日約2300台の車が通る。交差点には制限時速30キロの標識が設置されているが、ほとんど守られておらず、100キロオーバーで走る不届き者もいるという。
関係者によると、混乱を招くことを意図した車線は完成したその日から機能し始め、自動車の走行速度が大幅に低下したことがデータで示されたという。
しかし地元では、その結果は一時的なものであり、人々がその目的を理解してしまえばすぐにスピード違反に戻るだろう、との悲観的な見方も出ている。
さてさて、この奇抜なスピード対策の結果は……。