「サカゼン」は石ちゃんも愛用 坂善商事はどうして“大きいサイズ”を扱った?
ホンジャマカの石ちゃんこと石塚英彦さんがイメージキャラクターを務める「サカゼン」。
実はプライベートでも愛用していて、「サカゼンは僕にとって聖地」と言わしめた「大きなサイズ」の有名店なのだ。
関東を中心に34店舗を展開。EC店(ネットショップ)もあり、利用者には年に2回ほどオリジナルカタログが送られてくるのだという。
さて、サカゼンはナゼ、大きいサイズの取り扱いを始めたのか?
実は、昭和25(1950)年に坂本善重郎氏が千代田区岩本町で店舗を開業した際、近くに(蔵前)国技館があったため力士の来店が多く、「サイズがない」という声に応える形で大きなサイズ展開をするようになったのだとか。
「お客さまの声や力士の方から採寸させていただいたサイズを徹底的に追求し、独自のサイズを生み出し、最大で10L相当(身長200センチ/ウエスト170センチ)の洋服を取り扱っております」(坂善商事の担当者)
そんな経緯もあって、大きいサイズで有名なサカゼンだが、創業当時は自社工場を栃木に構えていたこともあり、普通サイズの紳士服・婦人服・海外直輸入インポートブランドまで幅広く取り扱っている。