英国で発見された285年前のレモンが、なんと26万円で落札!

公開日: 更新日:

 表面に文字が刻印されたこの黒ずんだ写真の物体、一体なんだと思います?──実はこれ、285年前の“本物”のレモンだ。

 先日、英シュロップシャー州ニューポートの競売商「ブレテルズ・オークショニアーズ」に、ある家族から「亡くなったおじの遺品」として19世紀に中国で作られたキャビネットが持ち込まれた。

 専門家がキャビネットを撮影していた際、引き出しの奥から出てきたのがこのレモン。表面には「1739年11月4日にP・ルー・フランキーニ氏からミス・E・バクスターに贈られた」というメッセージが刻印されていた。

 18世紀、バクスターさんが贈られたレモンを大切に保管し、それが19世紀にキャビネットにしまわれ、そのまま21世紀まで放置されていた、ということだろうか?

 ブレテルズは「この珍しいレモンも出品してみよう」と決定。落札価格は40~60ポンドと推定していたが、実際にオークションにかけてみると、競りは白熱、なんとハンマープライスは手数料込みで1400ポンド(約26万4000円)に跳ね上がった。

 落札された瞬間、会場からは大きな拍手が沸き起こったという。

 ちなみにメインのキャビネットの落札価格はたったの32ポンド(約6000円)だった。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    生島ヒロシが“一発アウト”なら「パーソナリティー一斉退場」の声も…“不適切画像”送信降板とTBSラジオの現状

  2. 2

    東野幸治とハライチが春の番組改編で大ピンチ…松本人志、中居正広のスキャンダルでトバッチリ

  3. 3

    『いままでありがとうございました』

  4. 4

    カンニング竹山がフジテレビ関与の疑惑を否定も…落語家・立川雲水が「後輩が女を20人集めて…」と暴露

  5. 5

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 8

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  4. 9

    フジテレビ問題が小池都政に飛び火! 東京都には数々の「日枝案件」…都議会で追及の的に

  5. 10

    フジテレビは日枝久氏を切れないのか? 取締役会で「辞任」に言及なし、トップ居座り決定