ストレスが限界! 高級ブティックのドアマンの仕事は「ナチの拷問」だった
友人に話すと「俺も立ちっぱなしの仕事をしたことがある。あれは地獄だった」と共感してくれた。ドアマンの仕事は時間が経つのが遅い。1時間が1日に感じられる。
そんなある日、警備会社の社長から「林山さん。役所で『身分証明書』を取ってきて」と要請された。翌日、区役所で身分証明書を受け取ってビックリ。禁治産者でないことを証明する書類なのだ。
高級ブティックの店員に嫌われたのか、まもなく私は繁華街の飲食店に配置換えになった。そこはブティックとは正反対の世界だった。 =つづく
(林山翔平)