年金生活者にとってはあまり好ましくないが…「金利がつく世界」が間もなくやってくる
ベッドから起き上がれない……また、やっちまった。
最初はバスの運転手のうしろの席へ上がろうとしたとき。ちょっと「高台」になっているので、そこで「ギクッ」とやってしまった。
2度目はその1カ月後。脱衣所から風呂場に入ろうと思った瞬間。10センチくらいの敷居をまたごうとしたら、見事にヤラかしたのである。
「まさか、こんなところで……」
ぎっくり腰は、時と場所を選ばない。重いものを持ったり、くしゃみをしたときだけではない。常に警戒しておかなければならないのだ。
そしてコルセット生活がさらに1カ月続く。歌舞伎役者のようにそろりそろりと歩くのだ。不自由なこと、この上なしである。
話は変わるが、日本は長年デフレ経済が続いてきた。なので、日銀は「ゼロ金利政策」を継続し、われわれが銀行に預けても利息はほとんどゼロであった。まったく増えない。むしろ手数料ばっかり取られ、実質的にはマイナスだ。いったいこんな世の中に誰がしたんだ!