“わが子”が他人を噛んだ ワクチン接種済み飼い主が背負う代償は?

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 大阪では、リードにつながれていない23キロの大型犬が女性を噛み、2週間のケガをさせ、女性はその3日後に予定されていた就職面接をキャンセルせざるを得なくなりました。

 裁判の結果、飼い主は慰謝料と治療費を合わせて約200万円の支払いが命じられています。6年前の判決です。

 周りに噛みつかないように犬を飼育するのが一番ですが、万が一噛んでしまったら、その後は誠心誠意対応することも大切です。

「日本は狂犬病が出ていないから大丈夫」と未対応で済ます飼い主は許されません。

(カーター動物病院・片岡重明院長)

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