米コネティカットで2羽のハゲワシがベロンベロンに…泥酔したワケは?
米国でお騒がせなハゲワシ2羽が話題になっている。
コネティカット州キリングワースで先日、2羽の黒いハゲワシが瀕死の状態で発見された。ゴミ捨て場の近くで、平衡感覚を完全に失い、歩くことも飛ぶこともできず、そのうち意識を失ってしまった。
このまま死んでしまうのでは……と心配した発見者は当局に通報。動物救護センター「ア・プレース・コールド・ホープ(希望と呼ばれる場所=APCH)」の専門家らがあれこれ検査したところ、血中アルコール濃度が異様に高いことが判明した。つまり、2羽はベロンベロンに泥酔し、意識を失っていたというわけ。
ゴミ捨て場には、果物の缶詰がまだ中身が入った状態で放置されていた。暖かい気候で、それがアルコール発酵し、ハゲワシが大喜びで食べた結果、泥酔状態になってしまった可能性が高いという。
APCHの職員は9日、フェイスブックに写真や動画を投稿。「2羽は水分をたっぷりとって、ひと晩寝て、朝ご飯をたっぷり食べたら回復しました」とコメント。動画には2羽が元気よく林に飛んでいく姿が映っている。
投稿には、このおかしな状況に関するジョークや2羽の回復を喜ぶ声が寄せられている。「大笑いしたけど、本当は笑える状況ではないよね」との声も。ワシも酔っぱらうんですね。