「即戦力」だった65歳以上の人材の特徴…上位5位で分かった「シニアに求められること」

公開日: 更新日:

 年齢が上がると、会社での居場所がなくなり、給料は下がり、社会とのつながりが減り……と悲しくなることばかり。キャリアを生かして華麗に転職・転身していきたいが、言うはやすく行うは難し。求められるシニア人材とはどんな人間なのだろうか。

 株式会社LIFULL(ライフル)ではこの3月、全国の65歳以上の働く人300人と、企業の採用担当者300人に「シニアの就業に関する意識調査」をインターネットで実施。企業の採用担当者の63%が、高齢を理由に不採用にしようと考えたことがある、と回答。シニア世代には厳しい結果だ。

 しかし、実際に採用した65歳以上の人材が「即戦力であった」と回答した担当者は67.7%いた。その134人が答えた、「『即戦力』だった65歳以上の人材の特徴」(複数回答)は、裏を返せばシニアに求められる能力でもある。

 1位は「経験・スキル・能力に自信を持ち仕事に活かしている」で66.4%。採用してみたら、経験やスキルを生かしてくれて助かっている、と採用側に評価されているわけだ。築いたキャリアは転職活動時に堂々とアピールしたいものだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…