時速83キロでギネス認定!世界最速の「原付ネコ車」を英国男性が開発しちゃった
土木・建設現場で土砂や生コンを運ぶ手押しの一輪車。通常「ネコ車」とか「ネコ」と呼ばれているが、あれにエンジンを搭載し、操縦席と補助輪をつけて「世界最速の原付ネコ車」を開発した男性が注目を集めている。
英ウェールズ南西部クリミックに住む自動車整備工のディラン・フィリップスさん(38)で、パブで一杯やっている時に「ネコ車にエンジン載せて走らせたら楽しいだろうな」と思いついた。
奇妙なアイデアに真剣に取り組むのが好きなディランさんは、自宅の作業場で開発をスタート。まもなく試作第1号車が完成し、試走をしたところ時速59.5キロをマークした。その後、世界最速記録が時速74キロであることを知ると、本気で世界記録を目指して開発を進め、ついに満足のいく車が完成!
先月、ヨークシャー州のエルビントン飛行場で開催されたモータースポーツのイベント「ストレートライナーズ・スピード・ウイーク2024」で世界記録への挑戦が行われた。走行の結果、世界記録より約10キロも速い83.7キロを達成! 見事に世界記録を更新し、ギネス世界記録に認定された。