某銘柄は4万円→2万円に暴落…総菜の「半値」は魅力的でも株価では?
そもそもこの会社、何で人気になったかというと、次世代の太陽電池「ペロブスカイト」である。ペラペラの太陽電池であり、布のように折り曲げることができる。
従来の液晶パネルのようにかさばらず、どこにでも貼り付けられるというのが特徴。その材料となる「ヨウ素」を作っているのだ。
しかし、ある証券会社から突然の「売り推奨リポート」。目標株価が1万4500円に設定されてしまった。そこから株価は大暴落。見事に「半値」になってしまったのである。
■重要なのは自分自身の判断
だが、重要なのは、「下がったからもうダメ」ということではない。中身をしっかりと吟味しなければならない。総菜だって、もしかしたらウマイ可能性だってある。食べてみなければ分からない。
多くの人は、どうしても「他人の評価」を気にしてしまう。でも、重要なのは、自分自身の判断。自分にとって有益かどうかだ。
「半値になったのは、むしろラッキー。この上ない幸せ」と考えるべきなのだ。
「さてさて半額の総菜でも食べてみるか。なるほどね。やっぱり、そういうことね……」
まあまあ、失敗もある。なので、人生経験が豊富なシニアの皆さんに言うまでもないが、決して自分の考えに凝り固まらないようにしていただきたい。