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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

公開日: 更新日:

「実質的には日本の大学に行かず高校卒業後すぐに留学したことになる。この承子さまの例があるからこそ、悠仁さまでも不可能ではないと思われたのです」(宮内庁OB)

 皇室の既定路線の学習院には一度も行かず、高校まで進学した悠仁さま。「なりふりかまわず新たな道を切り開いてきた秋篠宮家だからこそありえる」とみられていた。

「しかし、将来の留学はあるにしても、いきなりは難しいと秋篠宮さまも紀子さまも判断されたようです。自分から相手の懐に飛び込んでいくタイプではない悠仁さまが新天地に馴染めるか、不安のほうが大きかった」

 オックスフォード大では寮生活が基本。今年9月6日に18歳の誕生日を迎え、成年皇族となる悠仁さまだが、初めての集団生活はハードルが高い。もし行くとしても、もう少し時間をおいたほうがいいとの結論に至った。にもかかわらず、一度は断念した留学案がなぜ復活したのか。

「ひとつには、目指す東大や筑波大への推薦入学に対する世間の目が思いのほか厳しい。これまで自分たちのやり方を貫いてきた秋篠宮家ですが、バッシングが起こりかねない状況に戸惑っている」

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