自宅前に飛行機が墜落! 米ユタ州であわや大惨事…奇跡的に死者は出ず
米ユタ州の住宅街に小型機が墜落! 搭乗していた男女2人が軽傷を負っただけで、奇跡的に死者は出なかった。
同州ロイ市消防署によると、事故が起きたのは7月24日午後3時55分。小型双発機「パイパーPA34」がロイ市の住宅街に墜落し、横滑りしながらアンソニー・ボーさんと家族が住む一軒家の前の庭で止まった。
自宅にいた妻から連絡を受けたアンソニーさんは、職場からスマホで自宅の防犯カメラ動画をチェックしてみて背筋が凍りついた。
墜落機はやや後ろ向きになりながら前庭の芝生の上を滑り、止まったのは建物のほんの少し手前で、まさに間一髪! 搭乗者は2人ともすぐに近くの病院に搬送されたが、軽傷で命に別条はないという。住民にもケガはなかった。
写真は、ロイ市消防署がフェイスブックに投稿した事故現場だ。
アンソニーさんによると、数年前、親族が飛行機事故で亡くなっているので、今回の事故は自身と家族にとって非常にショックだったという。その上でこう語った。
「世の中にどれだけの人が神を信じているか分かりませんが、ここにいる多くの人びとに神のご加護があったのだと思います」