米99歳女性が卒業証書に大感激!第2次大戦中にやむなく高校中退も、友人のおかげで…
米オハイオ州で第2次世界大戦中に高校を中退した99歳の女性に卒業証書が授与され、話題になっている。
1943年、同州のウッズフィールド高校(現・モンロー中央高校)の最終学年に進級したものの、家庭の事情で就職するために中退したジョージア・マクガリーさん(写真)だ。
高校中退後、薬局などで42年間、働いたが、高校を中退したことをずっと残念に思っていたという。
同州では戦後になって、「大戦中の労働力不足を補うために高校を中退し、就職した女性に対して卒業資格を認める」という改正州法が成立している。
ジョージアさんの友人マリー・アダムズさんが「ジョージアもこの法律に該当するのでは」と思い、同校を管轄するスイツァーランド・オブ・オハイオ学区のフィル・アッカーマン校長に連絡を取ったのだ。
その結果、ジョージアさんがウッズフィールド高校の1944年度卒業生の資格があることが判明。8月29日にウッズフィールドにある職業訓練校スイス・ヒルズ・キャリア・センターでサプライズ・セレモニーが催された。