がん終末期…米フードデリバリー大手幹部の“別れの言葉”が大反響
がんとの長い闘病の末、ホスピス入りを決めた米フードデリバリー大手の幹部が、別れのメッセージをXに投稿し、共感を呼んでいる。
昨年9月にがんと診断され、ステージ4であることを明かした元ポストメイツ社の製品・デザイン担当の事業本部長、ジェームズ・バッツさん(写真はインスタグラムから)が11月13日に投稿したポストだ。治療の選択肢がなくなり、人生最後の日々を家族と過ごすために、緩和ケア中心のホスピスに入ったそうで、こう記している。
「更新は少なくなるかもしれませんが、お伝えしたいことがあります。皆さん、親切で、勇敢で、信念を持ち、理想を掲げて生きてください。何よりも、良識のある人間でいてください。私たちが同じ時間を共に生きられたことに感謝します」
また、インスタの投稿では「これは敗北ではありません。どちらかといえば引き分けです。私が亡くなれば、がんも消えてしまう。だから、ただ前進あるのみ、だよね?」と記した。
こうしたメッセージは、多くの人々からの反響を呼び、「善を求めるメッセージに感謝します。神のご加護を」「あなたを知ったのはたった2秒前だけど、私たちが同じ時間を生きていたことを心から感謝します」といったコメントが寄せられている。