排水管を45メートル這って…米フロリダの動物福祉局員が子猫を救助!

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 米フロリダ州で、動物福祉局員が排水管の中を這って進み、中に迷い込んだ子猫を救出し、話題になっている。

 11月25日午前、エスカンビア郡動物福祉局に、同州ペンサコーラの少年拘置センターの近くにある排水管の中から「子猫の鳴き声が聞こえる」との通報があった。

 現場に、主任動物福祉局員のメリデス・ロバートソンさんが駆けつけ、救助作業を行った。最初は母猫の鳴き声の動画を再生して子猫を排水管の入り口におびき寄せようとしたが失敗。

 そこでメリデスさんはヘッドランプを装着し、自ら排水管内に入ることを決意。約45メートルを這って進み、ついに子猫にたどり着き、無事救出。写真(同局のフェイスブックから)は助けた子猫を抱くメリデスさんだ。

「排水管の中を這って進むのはちょっと怖かった」というメリデスさん。「でも、こうした救助活動を行う機会を得たことや、しっかり訓練を受けてこの任務を遂行できたことに感謝しています」と語った。救出された子猫は排水管にちなんで「パイプス」と名付けられ、健康状態を確認するため獣医の診察を受けた。エスカンビア郡動物保護施設が近く、里親募集を始めるそうだ。

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