ベートーベンの「第九」は歓喜ではなく反権力の自由の歌だ
![三枝成彰氏(C)日刊ゲンダイ](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/282/568/8716ac8015c2d2688b3eabccff45c3ba20201211125533937_262_262.jpg)
ベートーベンの「第九」は、オチンチンとオッパイの両方を持つ両性具有の交響曲である。
西洋音楽の常識では、楽器のみで演奏する交響曲・ソナタ・室内楽と声楽曲(歌曲・オペラ)は全く別のもので、融合させるなどルール違反もいいところ。交響曲に声楽を入れてはいけないのだ。サッカーで…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,378文字/全文1,519文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】