「サカタのタネ」に聞いてみた 家庭菜園は財布の節約になりますか?
ところで、最近スーパーなどではたくさんの種類のトマトを見かけるが、どうしてなのか。
「トマトは見た目の華やかさだけではなく、サラダや煮込み料理、炒め物など料理用途も広いことが人気の理由のひとつといえます。周年を通して安定供給を実現するためにも、品種が多様化しています。栽培方法による品質向上も生産者の栽培意欲を盛り上げ、結果として多くのトマトが世の中に送り出されています。よりおいしいトマトを目指した生産者の絶え間ない努力により、さまざまな種類のトマトが栽培されているといえます」(中野さん)
サカタのタネが販売するトマトの種は、生産者向けだけでもなんと! 40種もある。同社では天候不順に強いダイコン、強風でも株が倒れにくいスイートコーン、雨に強いペチュニア、耐暑性に優れた花々など、近年の気候変動への対応に取り組んでいる。