グローバルモビリティサービス 中島徳至社長(1)大企業を3年で辞めて起業家へ転身

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 安定した大企業の社員から起業家へ転身──こう書けば聞こえはいいが、現在ほど転職や早期退職がポジティブには捉えられていなかった時代。周りの目は冷ややかだった。中島自身も「後ろめたい気持ちがあった」と振り返る。しかし決めた以上は、新しい場所で勝つしかない。中島が選んだ道は、自動車部品の製造販売だった。

「80年代後半は自動車雑誌が飛ぶように売れていました。車検も規制緩和されて、誰もが自由にカスタムできるようになる。当然そこには大きな市場ができるだろうと踏んだのです」

 しかし、自動車部品について、中島は完全に門外漢であった。(つづく)

(取材・文=いからしひろき/ライター)

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