「アート引越センター」が運送会社から引っ越し専業になった理由は?

公開日: 更新日:

 もうすぐ今年も引っ越しシーズン到来だが、さて日本で最初に引っ越し事業を始めたのはどこだろうか?

 答えはアート引越センターだ。

「1976年に引っ越し専業の会社として創業しましたが、創業者が陸運局に引っ越しの会社として運送免許の申請を行った際、『引っ越しは事業にならない』と受理してもらえず、3度目でようやく受理してもらえた経緯があります」(広報担当者)

 当時の引っ越しは、あくまで運送会社が片手間で行っていた。

「創業者である寺田夫妻がある雨の日に、屋根のない平ボディーと呼ばれるトラックの上に濡れた家財が積載されている様子を見て、当社が運送業で使用していた屋根のある箱車と呼ばれるトラックであれば、大切な家財を濡らさずに作業ができるのではないかと気づいたことがきっかけです」(担当者)

 いろいろ苦労があったようだ。同社といえば、「おまかせパック」が有名だが、荷造りや荷解き・後片付けは自分で行う「基本コース」、荷解き・後片付けだけを行う「ハーフコース」、そして荷造りから後片付けまで全てやってもらう「フルコース」がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された