【東京佐川急便事件】異聞(78)慎重を期した特捜部の「稲川会ルート」捜査
東京地検特捜部の「東京佐川事件(稲川会ルート)着手報告」(1992年5月7日)を見ると、特捜部が「平和堂ルート」「市原観光ルート」に比べ、格段に慎重になっている印象を受ける。
政界のドンといわれた金丸信や暴力団稲川会会長の石井進が関わった事件だから当然といえば、当然だ。…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,161文字/全文1,301文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】