安倍派「5人衆」西村康稔氏の目をむくバラマキ 2022年「土産代」「差し入れ代」830万円超
北島商店御用達
支出先は地元の衆院兵庫9区に構える店が多いが、ウン十万円単位の高額ショッピングが目立つのは三越伊勢丹。次いで御用達なのが「北島商店」。五輪金メダリストの北島康介の実家が営む精肉店だ。コロナ禍のあおりで今年1月に閉店したが、20年と21年に「土産代」「差し入れ代」として11件、75万円超を支払い。
持ち帰り営業なのに22年は「飲食代」で2万6800円を支出。軒先でメンチカツを大量にほおばったのか。
一方、萩生田氏の資金管理団体「はぎうだ光一後援会」は22年分にグラウンドゴルフ大会やフットサル大会を催したとして、計31万円の収入とそれに伴う支出計25万円を記載。それでもランニングコスト以外の出費はそう多くない。吝嗇家なのか。
「安倍派のパー券収入のキックバックは2ルートある。販売分をすべて事務方に渡し、ノルマを超えた分を還流する方法。もうひとつは、ノルマ分だけを差し出し、超過分は直に懐に入れるやり方です」(自民党関係者)
収支報告書の記載は、あくまで表のカネ。裏金の動きはこの限りではない。