裏金実態解明の“本丸”か? 森喜朗元首相の国会招致いよいよ現実味…野党の多数決「やむなし」のムード
「政倫審で複数の旧安倍派幹部は22年8月の会合で結論は出なかったと弁明。松本氏と証言が食い違う。招致は全会一致が慣例ですが、委員長判断で多数決も認められる。衆院予算委員長は、立憲民主の安住淳氏。委員総数50人のうち野党が26人を占め、多数決も『やむなし』のムードに傾きつつある」(野党議員)
来年の通常国会で松本氏招致が実現すれば裏金派閥を長年率いた森喜朗元首相の国会招致も現実味を増す。森は清和会の中興の祖。裏金スキーム開始の事情を知っていなければおかしい立場で、実態解明の“本丸”だ。
「森氏招致を実現させなければ裏金事件への国民の怒りは収まらない。検察の判断が国民意識と乖離している以上、国民の代表機関の国会で白黒つけるべきです」(政治評論家・本澤二郎氏)
来年こそ真相究明が待たれる。
■関連記事
-
語り部の経営者たち ジャック製菓 中野幹社長(3)10個作って2つヒットすれば万々歳 金券当たりクジ付き駄菓子が強みだが…
-
語り部の経営者たち ジャック製菓 中野幹社長(2)マンガ家になりたかった幼少期 商品パッケージのイラストはすべて社長のお手製
-
語り部の経営者たち ジャック製菓 中野幹社長(1)就職内定を辞退して家業を継いだ3代目 ラーメン菓子「ヤッター!めん」が大人気
-
目からウロコ 大人の寺子屋 中間管理職は必読!「フィードフォワード」って何?新しいコミュニケーション手法を知る9つのQ&A
-
人生100年時代の歩き方 ネット通販で「確実にポチらせる」極意とは? 広告業界で“レスポンスの魔術師”と呼ばれた男が指南