「体当たりは日本陸軍の真の精神」に誰も反論できなかった

高木俊朗が陸軍特別攻撃隊を詳細に調べて著した一連の書は、今では基本的な文献である。高木は陸軍航空本部の報道班員として特攻隊員の苦悩を見た人物だけに、戦後になり、どのような形でこの戦術がとられたかを怒りを込めて詳述している。
高木書「陸軍特別攻撃隊1」には、陸軍の体当たり…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り731文字/全文872文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】