日露戦争時 東條と青年将校“一体化”における天皇観の違い

日露戦争時の指導者たちと太平洋戦争時の指導者の比較を試みたとき、もっとも気になるのが天皇への態度である。天皇にどのように接したか。つまり、軍事の最高責任者である大元帥の天皇の名において戦略と戦術の一切が行われるかぎり、天皇にどのように報告をし、正直に現実を伝えたかが問われること…
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