米軍のサイパン島上陸 東條は「撃退」でごまかそうとした
日本の参謀本部の参謀たちは、サイパンは難攻不落であり、陣地を固めているのでアメリカ軍はむしろニューギニアやフィリピンのルートから攻めてくると信じていた。東條は参謀総長として海軍の軍令部に対し、「サイパンが落ちることはない」と豪語していたのである。
そのサイパンにアメリカ…
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