大戦果を信じ込み…大本営は強引にレイテ決戦に舵を切った
一情報参謀の感想は所属部長の情報部長に電報で送られた。堀栄三が鹿屋基地から打ったその電報がどのような形で処理されたのかなどはわからない。堀にはどう見ても2、3隻の戦艦に損害を与えたに過ぎないと思われるが、上層部の間で正確に把握してこれからの作戦に生かせばいいとの願いがあった。
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