災いを転じて福となすつもりで考え直す「コロナ後の社会」

コロナ禍のさなか、欧州では、単に以前の経済生活を早く取り戻そうというだけでなく、これを機会にむしろこれまでの暮らしぶりを見直して、新しい社会のあり方に向かって踏み出すきっかけにしようという、文明論的な機運が生じつつある。
たとえば、「グローバル化」は無条件にいいことだと…
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