侵略戦争の中「バカは死ななきゃ治らない」と庶民は叫んだ
昭和11年2月の2・26事件、そして翌12年の日中戦争と、日本は新たに中国への侵略の意思を鮮明にしていった。むろんこの軍部の暴走を政治や世論が止める状況ではなかった。むしろ多くの国民は軍部をまるで救世主のように受けとめた。反対を口にすると逮捕、拘禁されるという恐怖もあった。さら…
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