1937年7月、盧溝橋での一発の銃声によって日中戦争が勃発
前回に続いてもう少し、孫治平の証言に耳を傾ける。彼はカリフォルニアの大学に留学してから、南京から届く情報や新聞によって次第に、日本軍が中国への侵略を強めていることを知った。そういう話をする時には、冷静な口ぶりが怒りに変わるのが私にもわかった。こんな証言も聞いた。
「私のク…
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