奇妙な対立軸 将校への批判を聞き中国軍に投降する日本兵
日中戦争の戦場で中国軍の捕虜になって思想教育に触れ、日本は誤った戦争をしているとの考えに至った兵士は、積極的に戦場での宣撫工作を進めている。そういう捕虜の実態は、今に至るも全容が明らかになっているとは言えない。ただしそういう捕虜は戦闘のたびにかなり激増していった節があった。
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