資本主義と共産主義を超える「農」橘孝三郎は自信と誇りを持つべきと主張した
「都市と農村」という対立軸は、この頃に極めて独自性を持っていた。この対立軸で見るならば、「地主と小作」の構図は、資本家と労働者の対立軸を援用した形になるのだが、この都市と農村になると、もっと根源的な意味合いを含んでいることになる。
橘の文化村での農業はむろん自作農であり、…
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