電撃辞意表明・川勝静岡県知事“差別発言”のナゼ「人間の能力の多様性」の重要さ訴えていたはずが…
「6月議会をもって職を辞そうと思う」
2009年から静岡県知事を4期務めている川勝平太氏(75)が任期途中の“電撃辞任”を表明し、県内外で衝撃が広がっている。
川勝氏は1日に行われた新入職員の入庁式であいさつした際、「実は静岡県、県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはモノを作ったりとかということと違って、基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです」などと発言。
これが「一次産業に対する差別ではないか」との批判が高まり、真意を説明するために行った2日午後のぶら下がり会見で、唐突に辞意を明らかにしたのだ。
「切り取りによる印象操作」「差別的な意図は全く無かった」。生中継された会見で、こう繰り返していた川勝氏だったが、この言動がネット上で「反省ゼロ」「開き直り」などと大炎上する事態となり、さらに火に油を注ぐ展開となった。
■「本当に体で覚えるべき学問を勉強している者に、温かい目が必要」と発言していた