シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(7)「武士道」を忘れた軽薄な陸軍教育
日中戦争の渦中で、日本軍兵士は極めて矛盾した行動をとっている。ひとつは、中国に対して侮った態度をとったこと。もうひとつは、故郷での「武運長久」の圧力や期待に応えようと必死であったこと。前者はいわゆる残虐行為などに直結したことは事実であり、そこにいくつもの汚点を残したことは否めな…
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