シリーズ「伴食宰相」(1)林銑十郎 “軍部の政治爾介入の道筋つけた越境将軍”

昭和という時代には、32人の首相が政治を担った。この中には、これでよく首相が務まったねと嘆きたくなる人物(「伴食宰相」)が何人かいる。結局そういう人物の後に必ず独断、無思想、無定見、さらに声だけは大きい指導者が出てきて、時代をかき回すことになる。かき回すだけでなく穏健な美風を壊…
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