歌劇団のタニマチから2000万円ダマし取る…67歳元タカラジェンヌの転落人生
被害者の70代女性はもともと熱心なヅカファンだった。2人は20年ほど前、宝塚つながりで知り合い、付き合いを続けていた。
「岡部はタレント育成をはじめ、宝石や健康食品など、カネになりそうな話を聞きつけると、見境なしに飛びついとった。被害者はかなりのやり手の資産家で、岡部はそのたびに<新事業をやるので、資金が必要なんです>いうて金を借り、その後も返しては借り、返しては借りる自転車操業やった。次第に返済が滞るようになり、ついに貸してくれへんようになった。そこで親しい間柄だった金の知り合いの会社が所有しとる二束三文の土地を、自分のもんと見せかけてカネをだまし取ることを思いついた。ハナから返済する意思もアテもなかったようや」(捜査事情通)
元ジェンヌとチヤホヤされながら、借金にまみれ、挙げ句の果てがペテンとは、哀れな末路である。