宝島さん夫婦長女の複雑心境…両親殺害に関与した内縁の夫の「動き」どこまで知っている?
一連の犯行は多額の現金を用意し、佐々木容疑者に遺体処理を「委託」した関根容疑者が計画したとみられている。一緒に暮らしていた宝島さん夫婦の長女は、どこまで「旦那の動き」を知っていたのだろうか。
「長女はあくまで被害者遺族であり、身柄を拘束されていないことから、逃亡や証拠隠滅、自殺の可能性はないという判断です。事件への関与が疑われれば、関根と一緒に話を聴かれているはずです。関根に関しては事件発生後の早い段階から関与が疑われたため、長女も不信感は抱いていたと思われます。実際、他に黒幕がいるという一部の報道について『黒幕って関根のことでしょうか?』と不安を漏らしていたそうです」(捜査事情通)
■上納金増額要求が引き金に
那須町で発見された遺体の身元が宝島さんだと判明したのは、4月16日のこと。関根容疑者は経営者不在の中、即座に休業を決定。休業中、仕入れ業者と連絡を取り、今後は自らが窓口となり、店舗経営を続けることを伝えている。
1週間後に体制を整えてすべての飲食店を再開させ、店頭に<今後は経営体制を一新し、新たな取り組みやサービスを通じて、より良い飲食体験を提供できるよう努めてまいります>というお知らせを掲示した。