2大関陥落危機で佐渡ケ嶽部屋は年収1000万円ダウン
現在の佐渡ケ嶽親方は元関脇の琴ノ若。相撲ファンにはともかく、一般的な知名度は高いとはいえない。
そもそも、パーティーに集まるのは後援者ばかりとは限らない。力士にふんだんにカネをばらまくタニマチなんて、パーティー出席者の1割未満。付き合いで顔を出す程度の客もおり、大関や横綱の知名度に引かれてやってくるケースも多いのだ。それだけに2大関が陥落でもチケット代据え置きなら、パーティー客は半減しかねない。それが嫌ならチケット代を半額以下に値下げすることも検討しなきゃいけない。
これまでは3万円のチケットを100人が年6回買えば、1800万円。千秋楽の打ち上げだけでなく、昇進パーティーや後援会と部屋が共同開催する激励会なども含めれば、それだけで2000万円以上の収入が見込めた。
2大関がいなくなる来年以降は、身の丈に合ったパーティーをするしかない。